海草類の栄養パワー「海の野菜」と呼ばれる海藻類まとめ

『海藻類のまとめ』海藻類は、栄養満点でダイエットや
便秘・美容と健康に必要な最高な食材だって!
実は、アンチエイジングの食材なの知ってた!!
目次
海藻は「紅藻類」「緑藻類」「褐藻類」と大きく3つのグループに分けられる
「ワカメ、昆布、メカブ、ヒジキ」のような代表的な食用の海藻は、
全て「褐藻類」に含まれています。
ではその他に食用とされている海藻にはどんなものがあるのか?
3つのグループがあります。
ひと口に海藻と言ってもその種類は多く、大きく分けて
- 褐藻(かっそう)ワカメ、マコンブ、ヒジキ、ホンダワラ、モズクなど
- 紅藻(こうそう)テングサ、フノリ、マクサ、ツノマタ、イギスなど
- 緑藻(りょくそう)ウスバアオノリ、エゾヒトエグサ、クビレズタ(ウミブドウ)など<
それらの中でも注目されているのが、コンブ類、ホンダワラ類、ツノマタ類、イギス類です。
その理由は、海藻由来の水溶性食物繊維を多量に含んでいることに加え、良質なたんぱく質、脂質、ミネラルが豊富だからです。
さらに、海藻の種類によっても多様な特徴があり、食べておいしいだけでなく、多岐にわたって現代人の健康や美容を
サポートして生活を豊かにしてくれています。
海藻は食物繊維、ミネラル、ビタミンの宝庫。加えて低カロリーで、肥満防止やダイエットの強い味方です。
最近は欧米などでもシー・ベジタブル(海の野菜)と呼ばれ、健康食品として注目を集めているそうです
海藻のネバネバ分は食物繊維
藻は海水中で生育するので、常に海水の塩分や波の衝撃にさらされている。
これらから身を守る役目を果たしているのが、海藻の細胞と細胞の間を埋めている「海藻多糖類」と呼ばれるもので
多くは水に溶けてネバネバした粘性のある液体となる。
海藻に含まれる多糖質の多くは食物繊維として作用する。
ヒトの消化管内で消化や分解されないのでエネルギー源にならない。
食物繊維は、食物が胃や小腸を通過する時間を長くし、炭水化物や脂肪などの吸収を遅くする作用がある。
糖尿病患者にとっては、食後高血糖の抑制や、コレステロールの低下という嬉しい作用を期待できる。
すぐれた保水性を備えており、腸内物の容積を増大し腸のはたらきを活発にするので、便秘対策にもなる
海藻にはマグネシウム、ヨウ素、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれる。
マグネシウムやヨウ素はコンブなどに多く含まれ、カルシウムはヒジキなどに、マグネシウムはアサオに、
鉄分はアオノリに、ビタミンB群はノリに豊富に含まれる。
海藻は加工食品であると、ノリの佃煮などのように塩分の多いものが多いので、乾物を上手に利用するのがコツですね。
食物繊維、ミネラルなど優れた栄養素を持つ「海藻類」
「わ」はワカメ、昆布、ヒジキ、海苔、もずく、寒天といった海藻類です。
海藻類は食物繊維が豊富で、優れたミネラルバランスをもつアルカリ性食品です。
日本は四方を海に囲まれており多種類の海藻の宝庫ですから、この海の恵みを利用しない手はありません。
毎日少しずつでもいいので食べるように心がけたいものです。おもな海藻の種類ごとに特徴をみてみましょう。
昆布・ひじき・海苔・わかめ
『昆布』
昆布に含まれるカルシウムは消化吸収が良く、理想的なカルシウム源です。
また昆布は海藻のなかでもっとも多くヨードを含んでいます。
ヨードは甲状腺ホルモンをつくるために大切なもので、甲状腺の働きを良くします。
また心臓や血管の活動、体温調節、発汗を促します。昆布はアルカリ度が300以上もあり
野菜などとは比べものにならないほど強力なアルカリ性食品です。そのため
ほんのわずかな量でも肉などを多く摂って酸性に傾きかけた体を中和してくれます。
味噌汁のだしや鍋物のだしとして使うのはもちろんですが、とろろ昆布や昆布巻きなど、
さまざまな形で毎日楽しんでください。
『ひじき』
「ヒジキを食べると長生きする」と昔から言われており、
以前の敬老の日にちなんで9月15日は「ヒジキの日」とされているのをご存じですか?
ヒジキは、カルシウムが牛乳の約14倍、食物繊維はゴボウの約7倍と高い栄養価を誇ります。
ほかにマグネシウムやビタミンAなども含んでいます。
しかしヒジキの弱点は、単体ではミネラルなどがなかなか吸収されにくいという点です。
たんぱく質が豊富な大豆製品や、ビタミンCを含む野菜などと一緒にとることで、吸収を高めましょう。
『海苔』
海苔は「海の緑黄色野菜」と言われるほど、ビタミン・ミネラルが豊富な食品です。
昔から日本人は朝食の焼き海苔や、おにぎりなどでよく食べていますね。
海苔1枚で卵2個分のビタミンAを含んでいるほか、
ビタミンB1、B2、カルシウムの吸収を高めるビタミンDなども含んでいます。
体に蓄積された有害物質を排除する効果も!?
『わかめ』
海藻のなかでももっとも多く日本人の食卓を飾ってきたのが、ワカメでしょう。
最近は味噌汁をつくらない家庭もあると聞きますが、家族の健康や子どもの成長のためには
たっぷりワカメの入った味噌汁を作ってあげてください。
ほかの海藻類と同様に多くの栄養を含んでいるのは言うまでもありませんが
水溶性食物繊維のアルギン酸の働きによって、体内に蓄積されたナトリウムや有害物質を排出する作用は絶大です。
ちなみにお隣の韓国は海苔や海藻をよく食べる国ですが、韓国で出産した女性は産後1カ月ほど、
毎食ワカメスープを食べ続けるそうです。ワカメを食べると体力が回復するろうです。
お乳の出も良くなって赤ちゃんに栄養が行き渡るとの考えからです。
また子どもの成長を願い、韓国では、誕生日にもやはりワカメスープが作られてるドラマのシーンでみられますよね。
私たちも味噌汁をはじめ、酢の物、ワカメごはんなど、いろいろな形でワカメの栄養を活用しましょうね。
『わかめ』の凄いところ 4つのプルプルつるりした肌を作る為には!
①プルプルつるりとした肌を作る為には
わかめに含まれる「フコキサンチン」という成分は、コラーゲンを分解してしまう憎っくき酵素「コラゲナーゼ」の
活性を阻害する効果があることが判っています。この効果はコラーゲンだけではありません。
「フコキサンチン」は、ヒアルロン酸を分解する酵素「ヒアルロニダーゼ」、エラスチンを分解する酵素「エラスターゼ」の
活性をも阻害する効果があり、プリ肌を作る土台を守ってくれるのです。
それだけではありません! なんと「フコキサンチン」には、真皮層に存在するコラーゲンの
生みの親「線維芽細胞」におけるコラーゲンの生産を促進させるとのこと! なんとも頼もしい食材です。
②肌を強くしてシミの予防
お肌の土台を守る「フコキサンチン」。なんとシミからもお肌を守ってくれます。
「フコキサンチン」には、メラニンを生成するチロシナーゼの働きを阻害してメラニンの生成を抑制!
さらに、色素沈着を防ぐ働きもあるそうですから、紫外線が強くなるこれからの季節、たっぷりわかめを食べてね。
③気になるニキビ美肌に
ニキビは、皮膚に常在するアクネ菌が増殖して起こる炎症なのですが、アクネ菌は皮脂をエサとして増殖します。
オリザ油化株式会社によれば、フコキサンチン0.5mg以上を2週間摂取したところ、皮脂分泌が抑制され、
お肌のphが改善された、とのこと!
わかめに含まれる水溶性食物繊維で美腸を作りながら、かつ皮脂バランスも整えることでニキビ体質から抜け出せそうですね。
お肌の土台を守る「フコキサンチン」。なんとシミからもお肌を守ってくれます。
「フコキサンチン」には、メラニンを生成するチロシナーゼの働きを阻害してメラニンの生成を抑制!
さらに、色素沈着を防ぐ働きもあるそうですから、紫外線が強くなるこれからの季節、たっぷり食べたいわかめです。
綺麗な美ボディーへ脂肪を撃退
東京海洋大学の矢沢特任教授の実験によれば、『わかめ』に含まれる
アルギン酸と脂肪を一緒に食べると体重増加が抑えられることが判っています。
これは、アルギン酸が腸の中で脂肪とくっついて体外に排出してくれるため、脂肪の吸収率が下がるからだそうです。
昆布のうま味と栄養と、とろろ昆布の魅力を紹介します。
とろけるおいしさ「とろろ昆布のおにぎり」
醤油とみりんで味付けしたかつお節を具にしたあつあつおにぎりを、とろろ昆布で包みます。
かつお節のイノシン酸ととろろ昆布のグルタミン酸でおいしさが倍増です。しいたけのつくだ煮とも相性抜群です。
深い味わいと香り「とろろ昆布のお吸い物」
とろろ昆布を入れた椀にかつおだしを入れ、醤油を少々たらします。昆布とかつおの「香りとうま味」のハーモニー。
素材のよさを追求する、和食の原点が味わえる一品です。
昆布だしのうま味と、昆布の栄養をまるごと楽しめる「とろろ昆布」。
「朝食はご飯」という方のみそ汁の代わりや、「ひと味足りないかな?」と思ったときの醤油の代わりなど、
「腸おいしい」とろろ昆布を活用してみませんか?
お腹の調子を整える食物繊維
体に必要な栄養成分として、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素が知られていますが、
第6の栄養素として「食物繊維」が注目されています。食物繊維の重要な役割は、腸内細菌である「善玉菌」と「悪玉菌」
のバランスを改善し、腸内環境を整える効果にあります。
食物繊維は大きく分けて、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の2種類があります。
不溶性食物繊維は穀類、野菜、豆類、エビやカニの表皮に含まれ、水溶性食物繊維は昆布やわかめ、果物などに含まれています。
水溶性食物繊維は、腸内のビフィズス菌を増やしたり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えたり、余分なコレステロールの吸収を抑える
効果があります。
食物繊維は大きく分けて、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と
水に溶ける「水溶性食物繊維」の2種類があります
水に溶けにくい「不溶性食物繊維」
不溶性食物繊維は穀類、野菜、豆類、エビやカニの表皮に含まれ
水溶性食物繊維は昆布やわかめ、果物などに含まれています。
水に溶ける「水溶性食物繊維」
水溶性食物繊維は、腸内のビフィズス菌を増やしたり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えたり、
余分なコレステロールの吸収を抑える効果があります。
昆布の食物繊維は、ごぼうの約5倍(100gあたりの数値)、さつまいもの約8倍(100gあたりの数値)も含まれています。
特に昆布のヌルヌル成分には、水溶性食物繊維のアルギン酸とフコイダンが豊富です。
他にも昆布には、女性に不足しがちなカルシウムが、牛乳の約6倍(100gあたりの数値)も含まれています。
お子様の生育を促進するヨウ素は食品中トップレベル。
アルカリ性食品なので、肉食などで酸性に偏りがちな男性にもぴったりの健康食材といえるでしょう。
うま味の相乗効果で、もっとおいしく!
甘み・酸味・塩味・苦味・うま味の基本味の中で、「うま味」はおいしさを感じさせる重要な味です。
うま味物質には、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などがあります。
グルタミン酸は昆布、イノシン酸は魚や肉類、グアニル酸はきのこ類に多く含まれています。
うま味は、1つのうま味成分よりも、異なるうま味成分を合わせることで、うま味の相乗効果を引き出すことができます。
例えば、一番だしでは、昆布のグルタミン酸と、かつお節のイノシン酸が合わさると1+1=2ではなく、
7・8倍のうま味になることがわかっています。和食は、昆布だし、かつおだし、煮干しだし、
しいたけだしなどを組み合わすことで、味わい深い料理を作り出しています。
昆布のおいしさと栄養を、まるごと楽しむその昆布の代表的な食べ方である「とろろ昆布」は、
酢に漬けた昆布を糸状に細く削ってつくります。
椀に浮かべると「とろり」と溶けることから名前がついたといわれています。
昆布のうま味は、味の満足感が得られるので、
塩分をひかえた薄味でもおいしく感じることができます。
もずく
独特のネバネバ感で人気のもずく。もずく酢は、健康志向の人からも注目されている食材です。
その注目食材・もずくにはどのような栄養素が含まれているのかを紹介します。
もずくは「藻につく」という生態から名前がつけられたように、海に生息している藻に付着している、
長さ30cm~40cmの海藻の一種です。糸状で細く、表面がネバネバしていることから、独特の食感が人気となっています。
生のままでは保存期間が短くなってしまうので、加工して市場に出回るのが通常ですが、栄養価には変化はありません。
また、もずくは国内の生産量も多く、最も多い都道府県は沖縄県でそのシェアは90%にのぼります。
もずくの種類もずくは大きく分けて3種類存在します。
- いともずく(一般的なもずく)
- ふともずく(太く中が空洞、藻ではなく石に付着する)
- いしもずく(ぬめりが少ない)
どのもずくも食べられますが、一番ポピュラーなのがいともずくです。
次にいしもずくですが、シャキッとした変わった食感を 持っています。
もずくの栄養素
もずくの独特のネバネバ感は、フコイダンやアルギン酸と呼ばれる栄養素です。
ほかにも、食物繊維やカリウム、フコキサンチンなど、生活習慣病の予防や便秘の改善などに働きかける成分が含まれています。
もずくの一般的な食べ方はもずく酢ですが、実は酢と一緒にもずくを摂取することは健康にも良いといわれています。
酢の効果でもずくの繊維質が柔らかくなり、もずくの栄養素の吸収がされやすくなることが証明されています。
栄養価についてもずくに含まれている栄養素の効能としては
以下のようなものがあります。
- ここに文章免疫力を高める効果(ウイルスの体内への侵入を防ぐ) 糖尿病・動脈硬化・高血圧など生活習慣病を予防する効果 二日酔いを防ぐ効果(アルコールの分解を促進)
- 胃の健康を保つ効果(予防のみならず胃潰瘍の改善の効果も)
- 抜け毛を予防する効果(実際に育毛剤にも使用されている)
- 糖尿病・動脈硬化・高血圧など生活習慣病を予防する効果 二日酔いを防ぐ効果(アルコールの分解を促進)
もずく酢以外の食べ方実はもずく酢以外にもおいしい食べ方があるもずく。
簡単にもずく酢以外の食べ方を紹介しましょう
みそ汁などのスープ系(だし汁と合わせたスープも合う)
天ぷら(栄養素の一部は加熱することで働きが良くなる)
サラダ(トマトやきゅうりとの相性が抜群)
そうめん(冷やしたそうめんのたれの具材として使用
いろいろな食べ方で健康にいかがでしたか?
食欲がないときでもすっと口の中に入っていくという食感も手伝って
健康志向の人からも支持をうけているもずく。
みそ汁などのスープ系(だし汁と合わせたスープも合う)
天ぷら(栄養素の一部は加熱することで働きが良くなる)
サラダ(トマトやきゅうりとの相性が抜群)
そうめん(冷やしたそうめんのたれの具材として使用)
いろいろな食べ方で健康にいかがでしたか?
食欲がないときでもすっと口の中に入っていくという食感も手伝って、健康志向の人からも支持をうけているもずく。
今回紹介したもずくの栄養素と食べ方を参考にして、食卓を彩る健康的な一品としてもずくを加えてみることもおすすめします。
参考:モズク|わかさの秘密
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/mozuku/
ひじき「鹿尾菜」って何て読む?
ひじきの煮物を一度は食べたことがあると思うのですが、漢字で書くとどういう字になるかご存知ですか?
実は「鹿尾菜」と書きます。「えっ、鹿のしっぽ? 意外だなぁ」と思われる方もいるかもしれません。
これには深い訳があって、ひじきというのは、意外と歴史が深いのです。
平安時代に「ひじき」が!
江戸時代に書かれた「本朝食鑑」には、ひじきの植生から加工、産地について記述されています。それによると、
「ひじきをくるくると丸めると鹿のしっぽみたいになる」という記述があります。
そのようなことから「鹿尾菜」と書くそうです。思いきり当て字ですが、面白い逸話です。
ちなみに、平安時代にまとめられた「伊勢物語」にも、在原業平が当時まだ珍しかった「ひじき藻」 を恋人に贈る場面が登場します。
これも意外!ひじきの産地
さて、ひじきの名産地は?と聞かれると困ってしまいます。国内産は1割から2割程度で、あとは韓国や中国から輸入されています。
国内の産地で知られるのは三重県や千葉県、長崎県などです。国内産はもちろん天然モノですが、輸入品は養殖をしているものが多いということです。
たかが「ひじき」、されど「ひじき」ひじきをつかむ思い…
ひじきは磯場に生育し、太さは太いもので5mm程度、長さは1mくらいに成長します。色は黒いイメージがありますが、
海中に漂っているときは茶褐色をしていて、束になって生えています。
磯で遊んで波を受けたとき、流されないように必死につかんだ海藻、それはおそらくひじきです。
「藁をもつかむ思い」と言いますが、海辺では「ひじきをつかむ思い」になるのです。
口に入るまでも長い旅
ひじきの加工ですが、まず、鎌で丁寧に刈り取ったひじきをたっぷりの日差しで天日干しにします。
そして、乾燥した状態のものを水で戻し洗います。このときに、塩抜きを行うことがポイントです。
地域によっては、塩抜きをしない加工もあるようですが、だいたいは塩を抜くそうです。
つぎに、水洗いしたひじきをゆでます。実に、半日かけてゆでて蒸らすことによって
繊維がやわらかくなり食べやすくなるのだそうです。
そして、異物を取り除きながら再度乾燥させ袋詰めにして、店頭に並ぶという訳です。
たかがひじきですが、されど「ひじき」ですね。
驚きの栄養成分で食生活を豊かにカラダにいいこといっぱい
ひじきを食べると頭髪が黒々してふさふさに…なんて、よく聞きます。本当なのでしょうか?
ここで、ひじきに含まれる栄養成分を見てみましょう。
まず、カルシウムが豊富だということが一番に言えます。
100g当り含有量は、干しひじきが1400mg、牛乳が110mgで、
実に牛乳の10倍以上あります。
子どもはもちろん、妊婦さん、骨粗しょう症が心配な高齢者にもぜひ取っていただきたい食品です。
めかぶ
ワカメの根本部分であるメカブには、ヌルヌル成分であるフコイダンやアルギン酸が海藻類の中でも特に多く含まれています。
また、ミネラルやカロテノイドも豊富に含まれており、生活習慣病の予防・改善や免疫力を高める効果があるといわれています。
免疫力を高める
めかぶに含まれるフコダインは、ぬめりのもととなっている成分です。
フコイダンは腸から吸収されにくいため、腸内で免疫を活性化させてくれる働きがあるとされています。体の中で病原体が蔓延するのを防ぎ、病気の感染を防ぐ働きが期待されています。
便秘解消
免疫力を高める働きもあるフコダインは、海藻特有の水溶性食物繊維の一種です。
水溶性食物繊維は、大腸内で腸内細菌のエサになる栄養素で、善玉菌を増やすことで腸内環境をよくしてくれると言われていますよ。
新陳代謝を活発にする
めかぶにはヨウ素という栄養素が豊富に含まれています
ヨウ素は体になくてはならないミネラルの一種。甲状腺ホルモンの材料になります。
食後の血糖値上昇を防ぐ
めかぶのヌルヌルとした食感のもとになっている成分の水溶性食物繊維は、
一緒にとりいれる糖質の吸収を緩やかにしてくれると言われています
そのため水溶性食物繊維は、食後に血糖値が急上昇してしまうのを抑えてくれる働きがあります。
茎わかめ簡単まとめ
茎わかめはカロリーが低いとはいえ、
ダイエットにはなかなか向いていない様ですね。
というのも、茎わかめの味付けにはお酢や梅酢が使われている場合が多く、食欲増進につながってしまうそうなんです。
茎わかめには先に書いたようにヨウ素が含まれていますが、ほかにもマグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、食物繊維なども含まれています。
カロリーが低いしビタミンなども豊富なので、食べ過ぎに気を付けて茎わかめを楽しみたいですね!
茎わかめの食べ過ぎはヨウ素の過剰摂取につながってしまう!
ヨウ素の過剰摂取は甲状腺腫や甲状腺機能低下症などにかかってしまう危険性!
茎わかめのカロリーは100gで15kcalほど!小袋の数量で計算しよう!
食べやすい海藻類。中でも私は茎わかめが大好きです!でもあまり食べ過ぎてしまわないように程よくが一番ですね。

『海藻類のまとめ』海藻類は、栄養満点でダイエットや便秘・美容と健康に
必要な最高な食材だって!実は、アンチエイジングの食材でしたねレシピも公開しますね
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